ビジネス系雑誌で特集されることの多い「メモ特集」。
東洋経済やプレジデント、The21やダイアモンドなど、ビジネスに興味を持っている人が手にする雑誌には、必ずと言ってもいいほど「メモ」についての話が登場します。
メモは仕事をする上で非常に重要なアイテムであり、必要な情報を記録するためのものだということは、あなたもご存じだと思います。
しかし、多くの方が
・メモを取り始めたけれど、上手に取れない
・メモを取ることが続かない
・メモを取っても、取っているだけで活用できていない
・メモを取ることが続かない
・メモを取っても、取っているだけで活用できていない
というような悩みをお持ちであることを、お聞きすることが多いものです。
では、どうして上手にメモを取り、その内容から発想し活用できている人と、そうでない人が生まれるのでしょうか。
その理由には、メモを取るときの気分や感情が影響しています。
そして、あなたの気分や感情に影響を与えるのが、あなたがペンを通じて触れるノートにあるのです。
ということは、、、いいですか?
ノートの選び方を間違わなければ、すばらしいメモが取れるということです。
そして、そのメモを開くだけで自動的に発想が溢れ出てくるということなのです。
それでは、デキる人が上手にメモを取り、活用できている理由である「伝説のノート」について紹介していきます。
なぜデキる人はメモが充実しているのか?
メモが充実している人に「デキる」人が多いのは、誰もが気づいていることですね。
では、充実したメモを持つ「デキる人」には、どんなことが起こっているのでしょうか?
(1)記憶が拡張されているから
私たちは毎日、大量の情報に晒されています。
たった5年前、10年前と比べただけで、その量は2倍、3倍どころではありません。
癖のようになっているスマートフォンを見るだけでも、大量の情報があなたの脳へ流れ込んできますよね。
街を歩くと液晶画面を使った「動く広告」が目に飛び込んでくることでしょう。
従来の広告看板とは違い、動画を使うことで大量の情報を送りだし、あなたの脳へ強い刺激を与えようとしているのです。
家に帰って、ゆっくりとくつろいだ時間を送っているときにも、スマートフォンやパソコンの画面を一度見ると、0.1秒の隙間もなく大量の情報が溢れ出してきていることは、あなたも毎日体験されていることでしょう。
このように、私たちは「大量の情報」に晒されているので、今までの脳の使い方だけでは記憶しておくことが簡単ではなくなっています。
当たり前ですよね。
インプットされてくる情報が増えても、その情報を蓄えておく部分を急に増やすことはできませんから。
そこで、ノートを使ったメモが有効になります。
ノートを使ってメモすることは、脳だけでは溢れてしまう記憶を「外部の脳」であるノートへ記憶されることができるということなのです。
だから、ノートを活用している人は、こんなことを良くいいます。
「大事なことはノートが全て知っている」
ノートを使ったメモが充実しているということは、すなわち、あなたに必要だけれども忘れてしまうことを、大量に手元に持っていられるということなのです。
インプットがなければ「ネタ」がありません。
「ネタ」がなければ、大事な場面でアウトプットが出来なくなります。
(2)瞬間を逃していないから
スマートフォンが1台あれば、Evernoteなどを使って「いつでも」「どこでも」「どんなことも」記録できる。
そんな風に思っておられませんか?
でも、スマートフォンの電池が切れたときに、あなたのアイデアが湧き出してきたら。
スマートフォンの電波が届かないところで、あなたのアイデアが湧き出してきたら。
決まった書き方ではなく、自由にアイデアを記録する必要が出てきたら。
こんな瞬間に、デジタルツールでは対応できません。
そして、人の記憶からアイデアを呼び起こすとき、不思議なことにアナログへ移すことで発想が拡がるものです。
あなたも経験があることでしょう。
パソコンでワードを使ってアイデアをまとめるよりも、A4白紙のコピー用紙を横に向けて、ボールペンであれこれと思いつくまま自由に書き込んだときの方が、発想が拡がることを。
瞬間的に溢れ出てきたアイデアは、落書きであっても形のあるアイデアであっても、一瞬で自由に書き留められるアナログなノートこそ、あなたの「頭脳の相棒」になります。
(3)自由・簡単・継続
メモが充実しているということは、この3つが習慣化されているということでもあります。
何でも考えて正解だけを書き留めるのではなく、なんでもメモに放り込むという、自由で許容範囲の広い感性が育っているという事です。
速度と効率が重要視されている現代ですが、デキる人のメモには「役立つかどうかわからない」ことも多く書かれているものです。
今は役立つかどうかはわからない。
でも、何となく興味がある。
こんなことを書き留めておくと、将来見直したときにビッグアイデアとして、あなたの目に飛び込んでくることもあります。
次にノートにメモを取ることに、高いハードルはありません。
何でも放り込んでいく、と決めてしまえばメモを取ることは実に簡単です。
スマートフォンの画面を睨んで文字を入力するよりも、ノートを広げてメモを取る方が簡単ですし、スタイルからも「デキる」人オーラが漂ってきます。
自由に簡単なら、人は継続することが可能です。
書店で見かける「習慣化」という言葉がありますが、メモを取ることはもっとも簡単な習慣化を生み出す行動だと言えます。
一つでも習慣化ができれば自信がつきますから、メモが充実している「デキる人」が、いろいろな勉強をしたり趣味を楽しめているのも納得がいきます。
「デキる人」は、メモを通して、自分が習慣化できるという自信を身につけているのでしょう。
なぜデキる人はモレスキンノートを選ぶのか?
ノートを使ってメモを充実させている「デキる人」に起こっていることが、おわかりいただけたかと思います。
では、デキる人たちは、なぜ世の中にある様々なノートの中から「モレスキン」を選ぶのでしょうか?
その理由には、2世紀にわたって芸術家や思想家に愛用されてきた歴史が
関係しています。
今から200年前のフランスで、モレスキンノートの原型である黒革のノートがありました。
このノートはフランスの文具店で取り扱われていたと記録にあります。
丈夫で撥水性が高いノートであったらしく、芸術家や作家が愛用したと記されています。
長い歴史の中で、著名な芸術家や作家が使っていたことから、モレスキンは「伝説のノート」と呼ばれるようになりました。
パブロ・ピカソ、アンリ・マティス。
ファン・ゴッホ、アーネスト・ヘミングウェイ。
アンドレ・ブルトン、ブルース・チャトウィン。
これらの芸術家や作家が好んで使っていたノートは、モグラの革を表紙に使っていました。そのことをブルース・チャトウィンが「モレスキン」と呼んだことから、この名前が与えられたと言われています。
モレスキンは、彼らのアイデアを暖める役目を果たしていました。
絵画や小説となって世の中に発表される前の貴重なスケッチや走り書き。
落書きのような絵から、ストーリーボード。
そして、アイデア。
これらを逃さずに記録するという役目を、モレスキンは果たしていたと言えます。
芸術家や作家が作品を創造する前の貴重な時間を書き留めることができるのは、いつでも、どこでも、どんな場面でもサッと書けることが重要だったのでしょう。
現代のビジネスシーンを考えてみると、いわゆるシステム手帳が多いですが、芸術家達が愛用したモレスキンとは違い、携帯性が非常に低いと言わざるおえません。
またシステム手帳には、自由に書き込めるページが多くありませんから、どうしても書き込むときに「書こうか、それともやめようか」と、せっかく湧き上がってきたアイデアにブレーキを掛けてしまっていることもあるでしょう。
でも、モレスキンなら、いつでも、どこでも持ち歩ける携帯性があります。
芸術家や作家が旅するときにも手放さなかったノートですから、その携帯性と丈夫さは想像していただけることでしょう。
ページ数も豊富にありますから、湧き上がってきたアイデアにブレーキを掛け、ストップを掛ける必要もありません。
また、こんな精神的な部分もモレスキンは優れています。
ビジネスシーンで見かけることが多い、大手ブランドの大学ノート。
なぜか大学ノートを「安いから」という理由だけで使っている人が多いものです。
でも、一度、こういう人たちのノートを見せてもらってください。
表紙は折れ曲がり、どのページに何が書いてあるのかわからない状態になっていることが多いです。
そして、こういう人たちの多くは「再びノートを見直さない」ということ。
なんとなく会議で書いているけれど、書いたことも覚えてないし、見直すこともない。
でも、実は、この行動の原因はノートにあります。
あなたも経験があるかもしれませんが、大学ノートを使っているときの気分と、モレスキンを前にしたときの気分は全く別だということです。
それはノートの価格が理由かもしれません。
ノートの作りかもしれません。
しかし、重要なのはモレスキンノートを前にすると、気分が変わり、少し背筋が伸び、目からノートを感じるだけで脳が動き出す。
そんな感覚を体が自動的に呼び覚ましてくれる。
大学ノートを前にして書くこととは、同じ書くという行動でも意味が違っていますから、より集中し、より記憶を拡張し、より内容が充実する行動へ変化していきます。
そして、モレスキンは見た目にもオーラがありますから、ついつい手に取ってパラパラと見直してしまうことも付け加えておかなければいけません。
スマートフォンに触れている時間よりも、モレスキンに触れている時間の方が長い。
そんな一日を「デキる人」は送っているのでしょう。
自分から書きたくなる。
自分から触れたくなる。
何度でもページをめくりたくなる。
モレスキンは、そんな行動を起こさせるパワーを2世紀も前から持っていたからこそ、偉大な芸術家や作家にも愛用されていたのでしょう。
そして、現代でも「デキる人」は、モレスキンを持つことで、無意識的に偉大な芸術家や作家と同じ行動をした結果、「デキる人」となる確率が上がるのではないでしょうか。
ゴッホ、ヘミングウェイも愛用していたモレスキンの特徴を紹介
では、具体的にモレスキンの特徴を紹介しておきましょう。
モレスキンの特徴として、もっとも大きなことは
「一度手にすると、このノートは何かが違う」という雰囲気が伝わってくることです。
だからと言って他のノートとは違い、派手なデコレーションや驚くようなハイテクが使われているわけではありません。
丸い角を持った黒いシンプルな長方形。(黒以外にも青や赤などもあります。)
持ち歩くときに表紙が勝手に開かないようにする「ゴムバンド」。
ハードカバーのモレスキンなら、立ったままでも書き込める硬い表紙。
そして、いつまでも触れていたくなる、しっとりとした優しい感触。
でも、何かが違う。
それがモレスキンの大きな特徴です。
モレスキンは、そのサイズとはうらはらに、ページ数が充実しています。
180ページを超えるページは、ほとんどのポケットノートのページ数を超えています。
また強固な糸綴じ製本なので、どのページも思い切り180度開くことが可能。
繰り返しページを開けたり閉じたりしても、よくあるノートのようにページが抜け落ちることもありません。
これなら、一冊のノートを安心して長く使えますし、いつもまでも本棚に並べて保管しておくことも可能です。
モレスキンの用紙には、クリーム色の中性紙が使用されています。
この用紙は、目に優しく柔らな印象を与えますし、インクのボールペンや万年筆がとっても映えます。
用紙には
・ルールド(横罫)
・スクエアード(5ミリ方眼)
・プレーン(無地)
・スクエアード(5ミリ方眼)
・プレーン(無地)
の3つが用意されていますので、あなたの感性にぴったりとくるものを選んでください。
モレスキンには、他のノートにはない特徴がまだあります。
それは「頑丈」さと「規格」です。
モレスキンはハードタイプでもソフトタイプでも、一冊の装丁された本のようになっています。
そして、この丁寧な装丁によって何年たっても使える頑丈さがあります。
ページは時間の経過とともに、焼けて黄ばんできますが、背表紙などは丈夫なまま。
5年後、10年後も、そのまま貴重な一冊の本のように、あなたの元に寄り添い続けることができるのです。
いわゆる「100円均一」のノートでも、「書く」という行動だけなら果たせますが、あなただけのアイデアや情報である「外部の脳」を長生きさせたいのなら、モレスキンは最高にいい投資となることでしょう。
そして、モレスキンは「規格」という面でも特徴的です。
書き終わったモレスキンを、あなたはどこに置きますか?
多くの「デキる人」は、いつでもすぐに手に取れるように、もっともよく使う本棚へ並べることでしょう。
ということは、本棚へ並べたときに統一された大きさ、風合いと存在感のある背表紙は、あなたのモレスキンのとなりにある文庫本やハードカバーの書籍に負けないことが必要です。
そして、同じ大きさの存在感あるノートが一冊ずつ本棚へ増え並んでいく。
これは、あなただけの年代記とも言える、あなたの全集を作り出すことにもつながります。
モレスキンはアイデアの宝庫となる
少し話しにも出てきましたが、モレスキンはあなたのアイデアの宝庫となります。
その為には、次のことを決意してほしいのです。
・価格が高いノートだからと言って、書き込むことに躊躇しない
・重要なことだけを書き込もうとはしない
・意味のあることだけを書き込もうとはしない
・重要なことだけを書き込もうとはしない
・意味のあることだけを書き込もうとはしない
そうです。
あなたには、モレスキンへ書き込む「リミッター」を外し、あなたの手にはブレーキを掛けずに、どんどんと細かいことから気になったことまで、書き込んでいってもらいたいのです。
この決意を心に決めて、次のような使い方でアイデアを貯めていきましょう。
(1)日々の出来事を書く
なにか気になったことや、誰かの言葉。
電車に乗っているときに見かけて心に響いた言葉など。
その日の出来事を書き込んでいくと、将来のアイデアのネタになっていきます。
(2)タスクを書く
・やるべきこと
・やらないこと
・スケジュール
・やらないこと
・スケジュール
など、フランクリン・コビー博士が言う「第二領域」を書いておくこともいいですね。
「タスクは覚えているから」という人もいますが、書いておくと記憶を遡ることで頭を使わなくてすみますよ。
(3)勉強メモ、読書メモ
ネットでも本でも新聞でも、なんでもあなたが見たり読んだりしたことで、印象に残っていることを書き留めておきましょう。
セミナーに参加したのなら、自分が特に注意して聞いていたことを書き出しておくのも効果的です。
(4)アイデア
完成されたものでなくてもOKです。
というよりも、未完成のものをどんどんと書き込みたいですね。
論理的でなくても大丈夫。
理論を無視したことでも大丈夫。
誰もあなたの書き込んだことを勝手に見る人はいませんから、気兼ねすることなく思いついたことを、そのまま書き込んで行ってください。
(5)記憶
旅行へ行ったときの記憶。
誰かに会ったときの記憶。
記憶というよりも「思い出」なのかもしれません。
こういったことは、そのまま放っておくと忘れてしまいます。
でも、後々あなたに大きな影響を与えてくれることになることも多いです。
忘れる前に、しっかりと書き込んでおきたいですね。
モレスキンを使ったビジネス活用法
まずはシステム手帳から脱出しましょう。
レイアウトやフォーマットが固定されたものよりも、自由に書けるものの方があなたの感性を刺激します。
そして「デキる人」と同じように「メモ」をたくさん書き込めます。
デキる人は、他人に何かを決めてもらうことをしません。
自分でやることを決めています。
ということは、手帳やノートの使い方も自分で決めています。
「自分で手帳を作る」と言えばわかりやすいでしょうか?
目標管理、アイデア、タスク、スケジュール。
新聞の切り抜きを貼ることで、スクラップブックにも。
あなたの手帳やノートの使い方は、あなた自身が決めればOK。
モレスキンという自由なノートをビジネスで活用するなら、あなたもシステム手帳のように決まった使い方から離れてほしいのです。
そして、あなたには自由にモレスキンへ書き込んで、ビジネスをリードするアイデアを存分に提案してもらいたいと思います。
どんなシーンで取り出して書き込んでも。
どんなシーンで取り出して読み返しても。
あなたは「デキる人」の雰囲気をまとうことになり、相乗効果であなたは「デキる人」に変化していくことでしょう。
だからこそ、2世紀を経ても、人に影響を与える「デキる人」は、モレスキンを選んでいるのではないでしょうか。
まとめ
ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、ヘミングウェイ。
そして、ブルース・チャトウィンなど、芸術家や思想家に愛されてきた伝説のノートは、あなたにも間違いなく新しいインスピレーションを与えてくれることでしょう。
モレスキンノートは、手に触れるだけであなたに安心感とリラックスした気分を与えてくれます。
いつまでも触れていたい表紙。
滑りすぎない手触りのいいレザー。
視覚的にも他のノートとは違ったオーラを携えている理由は、世界中の芸術家や思想家の心を虜にした、シンプルで完成された佇まいのせいでしょう。
2世紀の時を超え、現在は多くのビジネスパーソン、クリエイティブで想像力豊かなプロフェッショナルが選んでいるモレスキンノートは、iPhoneをはじめとするスマートフォン以上に、私たちの好奇心と感性を刺激し、あなたのビジネスを飛躍的にアップグレードしてくれます。
デキるビジネスパーソンの仲間入りを果たしたいなら。
会議の席で、あなたの手元に視線を集中させたいなら。
そして、あなただけのアイデアをたっぷりと貯め、誰もが気づいていない提案をして驚かせ感心させたいのなら。
伝説のノート、モレスキンはあなたの最高のパートナーになることは間違いありません。