起業家の男性にとって、腕時計はひとつのステータス。
ワイシャツの袖口から、見え隠れする腕時計の存在は、私たち女性が思っている以上に男性にとっては重要なものなのです。
では、どんなところが重要なのでしょうか?
1. 社会的ステータスがあがる
きちんとした身なりは、落ち着きを演出します。
ビジネスシーンでは、スーツでキメこんだビジネスマンはたくさんいますが、その中でも、他と差をつけるために腕時計は特に重要なアイテムです。
以前、『人は見た目が9割』(新潮新書 竹内一郎著)という本が、スマッシュヒットになりました。
この本は、タイトル買いをした人がたくさんいたそうです。
この事実は、見た目で差をつけることの大切さを象徴しているのではないでしょうか。
例えば、似たようなネイビーのスーツ着たベンツの営業マンが二人いたとします。
一人はロレックスの時計をしていて足元は磨かれた革靴、もう一人は980円のチープカシオに、磨きムラのある靴を履いています。
車という大きな買い物で、あなたならどちらの営業マンに対応してほしいですか?
相応のきちんとした身なりの営業マンの方が、信頼できませんか?
ビジネスを成功させるためには、身だしなみは無視できません。
相手の信頼を得られれば、責任ある大きな仕事の依頼が増えます。
責任ある大きな仕事は、それだけ高い収入を得ることができます。
多くの人に高く評価されている腕時計を使うことで、収入や生活水準、人間関係において、総合的な地位があがっていくのです。
2. 夫の自信に繋がる
自分が納得のいくものを身につけることで、自信が内からあふれてくる経験は女性にもありますよね。
例えば、いつもよりワンランク高いブランドバッグを持つことで、女性は背筋を伸ばしてすがすがしく歩くことができます。
男性にとっても、腕時計はまさにその効果があります。
男性はアクセサリーをつけませんよね。
スーツもどんなに良いスーツを着ても、パット見、差は分かりません。
そこで男性たちは、腕時計を見るのです。
仕事の相手や友達から腕時計を羨ましがられると、気分も上がりますよね。
内面から自信が表れるので、堂々と仕事をこなし、相手に与える印象も自然とアップします。
3. 動作がスマートでデキる感アップ
最近は、スマホがあるから時計はいらない、というビジネスマンもいますが、分刻みで仕事をする起業家にとって、腕時計は必須アイテム。
いちいち立ち止まってスマホで時間を確認するよりも、歩きながら左腕でさっと時間確認するビジネスマンの方が、見ていてスマート。
仕事デキる感がみなぎります。
打ち合わせ中に時間が気になったときも、相手の前でスマホを見るのは失礼な態度です。
その点、腕時計ならばミーティング中でも、瞬時に時間を確認することができます。
ビジネスの成功のほとんどは、相手とのコミュニケーションで決まります。
たかが時間を確認する動作ひとつであっても、相手への印象を考慮するとビジネススタイルとしての役割は大きいのです。
このように、腕時計はビジネスマンにとって大きな存在です。
女性にとって腕時計はアクセサリーの感覚が強いですが、男性はいたって機能重視。
時間で動く忙しい起業家は、ビジネスシーンで腕時計はなくてはならない存在です。
だからといって、どんなデザインでも良いわけではないです。
せっかく仕立ての良い上品なスーツを着ているのに、腕時計が気品を損ねてしまうのはよくあることです。
また、高級腕時計ばかりが目立ってしまうのも、相手に下品なイメージを与えてしまいます。
これでは、せっかくのオシャレが本末転倒。
腕時計が悪目立ちして台無しです。
スマートに仕事を運び、相手に安心して案件を任せてもらえる信頼ある起業家は、腕時計の存在まできちんと配慮をしているのです。
そこで今回は、成功している起業家が使っている本命腕時計をまとめました。
名門ブランド、日本製ブランド、スーツに合わせやすいシンプルなデザイン、ハイブランドの4つのジャンルから、それぞれ3モデルずつピックアップしていきます。
言わずと知れた名門ブランド腕時計 ベスト3
ここでは、誰もが知る有名な腕時計ブランドの中で、特に起業家に人気があるモデルをご紹介します。
男性の誰もが憧れるブランドは、腕にかかる時計の重厚さ、使い心地の良さから、気品までもが伝わるといわれています。
メカニックな部分だけでなく、使う人の佇まいをも重視する名門ブランド。
そこには、古い歴史をたどってきたブランドの伝統ある深みがあります。
ロレックス サブマリーナ
人気有名ブランドといえば、ロレックス。
高級時計の名門ブランドとして王道中の王道ですね。
そんなロレックスの中で、ビジネスパーソンが憧れを抱くのは「サブマリーナ」です。
そんなサブマリーナのデビューは、1953年、ドイツで世界初のダイバーズウォッチとしての登場でした。
もちろん、ダイビングツールとしての防水機能もバグツン。
普通のダイバーウォッチが100メートル防水機能に対して、サブマリーナはその3倍の300メートルの防水に対応可能。
他ブランドの追随を許さない、ロレックスのプライドがうかがえます。
機能だけでなく、腕に佇む存在感も爽やか。
スポーティーかつクールなデザインは、ロレックスが誇る人気腕時計なポイントのひとつ。
スッキリとした平面的なデザインなので、ボリュームが協調されず、どんなスーツにも合わせることができます。
高品質で高機能を提供するロレックスのポリシーが、大勢の男性の心を捉えるのも納得です。
【Rolex Submariner Date】
ロレックスの公式サイトはこちら
http://www.rolex.com/ja
オメガ スピードマスター
スイス時計の名門ブランドオメガ。
日本だけでなく世界中に愛用者がたくさんいます。
オメガの多数ある傑作のなかで、レジェンド入りするのはもちろん「スピードマスター」。
この時計は、人類が初めて月に降り立つ際に宇宙飛行士がつけていた時計なのです。
歴史を大きく変えるような場面に、スピードマスターは人類と共にそこにいたのです。
ドラマチックで素敵ですね。
地球と全く環境の違う場所でも、地球で売っているものと同じものが機能するのは、オメガの秀逸な時計技術の表れなのです。
当時のデザインをそのままに、クロノグラフ仕様として今も提供されています。
クロノグラフというのは、ストップウォッチ機能のことです。
小さな三針時計がついていて、メカニックな印象があります。
いつの時代も、男性には人気のあるデザインです。
【OMEGA Speedmaster Grey Side of the Moon】
オメガの公式サイトはこちら
http://www.omegawatches.jp/ja/
パネライ・ルミノール・マリーナ
お洒落なアンティークテイストが特徴の、イタリアの由緒ある高級腕時計ブランドです。
大ぶりなフェイスが印象的なパメライですが、デザインがシンプルなので重圧を感じません。
そんなパメライで多くのファンの支持を得ている時計が、ルミノール・マリーナ。
もともとパメライは、イタリア海軍の特殊部隊の腕時計なのです。
このルミノール・マリーナは、どことなくミリタリーな雰囲気を上品に表しているモデルのひとつです。
こちらは下記の動画をご覧くだされば、その美しさを感じてもらえるはずです。
【Officine Panerai LUMINOR MARINA 1950 3 DAYS PAM00422】
パネライの公式サイトはこちら
http://www.panerai.com/ja/home.html
安定の正確さで選ぶ日本製ブランド腕時計 ベスト3
機能重視で時計を選ぶのであれば、日本製以外に考えられません。
日本の専門技術と時計職人の気質は、世界のどこのブランドよりも群を抜いてダントツではないでしょうか。
また、日本人の腕に合わせて作られているため、使っていてしっかりとフィット感があります。
浮いた感じがしないのです。
これは「きちんと選んでつけている」ということを、無言でアピールすることに繋がります。
体に合ったスーツを選ぶように、持ち主にフィットした違和感のない時計を選ぶことも、大切な魅せ方なのです。
ザ・シチズン アテッサ
セイコーと並ぶ、日本の代表的な時計ブランドで知られています。
よくセイコーと比較されますが、シチズンが世界に誇るのはエコ・ドライブ電波時計。
電池交換もいらない、時刻合わせもしなくてもよいという、技術の高さはシチズン最大の特徴です。
シチズン・アテッサが、ビジネスマンに人気が高いのも、本来時計に求める「正確さ」と「使いやすさ」が発揮されているからです
【CITIZEN ATTESA CC9015-54E】
シチズンの公式サイトはこちら
http://citizen.jp/
セイコー グランドセイコー
セイコーはオリンピックや世界規模の大会等で、よく使われているのを目にします。
生産から製造まで、すべての工程を日本国内で職人の手によって作られていることでも有名です。
グランドセイコーは、そんな日本が誇るセイコーを代表する不動のブランドです。
グランドセイコーのブランドコンセプトは、「最高の普通」「実用時計の最高峰」というだけあって、世界中から高い評価を受けています。
また、人気の理由はメンテナンス体制にもあります。
グランドセイコーの修理に必要とされる部品は、生産終了から最低でも10年間は保持することを約束しています。
このように、部品の保持を公表しているブランドはとても珍しいことです。
日本ブランドの安心がここで光りますね。
【Grand Seiko Spring Drive 10th Anniversary】
セイコーの公式サイトはこちら
http://www.seiko-watch.co.jp/
オリエント オリエントスター
オリエント時計は、東京に本社を置く、セイコーエプソンの子会社です。
1951年のデビュー以降、ロングセラーを続けているオリエントスターは、オリエントを代表するモデル。
海外でも人気があり、日本の技術の評価を高めています。
オリエントは、どこかクラシカルな印象を与えるデザインが特徴です。
細かい部分で、少しだけ冒険しているデザインを施していたり、他のブランドにはない面白さが楽しめたりするのもオリエントならでは。
オリエントを一度使いはじめると、その後続けて愛用する人が多いのも納得です。
価格の幅も広いので、カジュアルデザインからビジネス用まで年齢関係なく親しまれています。
【URBAN STANDARD TITANIUM】
オリエントの公式サイトはこちら
http://www.orient-watch.jp/
スーツに似合うシンプルデザイン腕時計 ベスト3
ビジネスシーンではほとんどがスーツ。
日々、スーツを着こなすのならばワンパターンなものばかりでなく、いくつかのタイプのスーツが必要になります。
アクセントになる時計も、スーツに合わせてその都度、時計をチェンジするのは大変ですよね。
忙しい朝をゆったりと過ごすためにも、どんなスーツにも無難に合わせられる腕時計を、ひとつは持っておきたいです。
腕時計そのものがシンプルなデザインであれば、スーツを選ぶことなく愛用することができます。
ここではシンプルながらも、その存在感を発揮し、オシャレ度をアップする時計を選んでみました。
IWC ポルトギーゼ・クロノグラフ
IWCは、インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(International Watch Company)の頭文字をとった、スイスの時計ブランドです。
このIWCを代表するモデルが「ポルトギーゼ」です。
「成功に向けて正確な進路をとる」というコンセプトで作られています。
ポルトギーゼは、シンプルなデザインでありつつも物足りなさを感じさせない、絶妙の繊細さを織り交ぜたデザインを施しています。
飽きが来ず、一生ものとして世界中の人に愛用されていることでも知られています。
落ち着いたクラシカルな雰囲気なので、どんなスーツとも相性バッチリです。
【IWC Portugieser – Discover the 2015 Collection】
IWCの公式サイトはこちら
http://www.iwc.com/ja/
ハミルトン スピリット・オブ・リバティ
2012年に120週年を迎えた、アメリカの老舗ブランド。
エルヴィスプレスリーやハリウッドセレブたちに、最も愛されている腕時計として知られています。
「スピリット・オブ・リバティ Spirit of Liberty(自由の精神)」は、ブランドの由来ともなっているアンドリュー・ハミルトンの「Without liberty life is a misery(自由なき人生なんて惨めなものだ)」の言葉に象徴されています。
アメリカの歴史と伝統が、ヴィンテージ感漂うレザーベルトでみごとに表現されています。
【Hamillton Watch – Spirit Of Liberty – INTO THE DREAM】
ハミルトン公式サイトはこちら
http://www.hamiltonwatch.com/ja
ブレゲ クラッシック
ブレゲは世界5大腕時計ブランドのひとつ。
1775年、フランスで誕生しました。
「時計の歴史を200年早めた」と言われることでも有名ですね。
数ある時計ブランドの中でも、ブレゲは美しさでは別格です。
一見、シンプルに見えて、実は細かい部分まで計算されているデザインはブレゲの哲学を物語っているよう。
そのデザインで最も目を引くのが、文字盤。
ブレゲの腕時計の熱狂的なファンであった、マリーアントワネットや、ルイ16世もブレゲのこの文字盤を眺めていたのでしょう。
伝統と歴史あるブランドだからこそ、そこにはたくさんのストーリーが刻み込まれているのです。
【Breguet 5157BB /11/ 9V6 Extra-thin】
ブレゲの公式サイトはこちら
http://www.breguet.com/jp
ハイブランドから選ぶ人気の腕時計 ベスト3
腕時計は、ロレックスやオメガだけではありません。
バッグやお財布などで有名なあのブランドも、メンズ腕時計を展開しています。
小物使いで他の人と差をつけたい、エレガントな雰囲気でいたいなど、オシャレな佇まいの一歩先を行くビジネススタイルを楽しみたい人には、ハイブランドの腕時計もおすすめです。
カルティエ カリブル・ドゥ・カルティエ
女性にも人気のカルティエ。
メンズ腕時計で人気のある、カリブル・ドゥ・カルティエは、ラグジュアリーウォッチ界の中でもダントツの人気を誇ります。
常に予約待ちで、生産が追いつかず、簡単に手にすることができないほどです。
スポーティーなデザインですが、カルテイエらしい上品かつエレガントさが、スーツにもカッコよく合います。
【Cartier – Calibre de Cartier Diver】
カルティエ公式サイトはこちら
http://www.cartier.jp/
ブルガリ オクト
ブルガリは、宝飾界では圧倒的な名声を維持しています。
その歴史の古さは、BVLGARIという表記の仕方にも表れています。
ブルガリ(BVLGARI)のアルファベットの中に「U」が入っていません。
アルファベットは、中世まで「U」と「V」が区別されていなかったことから、ブルガリは当時のままの表記でブランド展開しているのです。
インパクトの強いフォームからも、その力強さと世界をとりこにする自信がうかがえます。
【Bulgari Octo – An expression of italian creative genius】
ブルガリ公式サイトはこちら
http://www.bulgari.com/ja-jp/
ルイ・ヴィトン タンブール
有名高級ブランドの王様、ルイ・ヴィトン。
フランスの名門ブランドですね。
世界で最初に、モノグラムをデザインとして取り入れたブランドとしても有名です。
そんなルイ・ヴィトンの大人気モデルのタンブールは、しっかりとした重圧感のある印象で、男らしさをアップさせることができるアイテムです。
GMT機能がついているので、2つの時刻を表示することができます。
さすがスーツケース職人が創設したブランドだけあって、旅スタイルをお洒落に演出しています。
ルイ・ヴィトンのこういったさり気ないこだわりが、世界中の愛用者を魅了し続けているのですね。
【Louis Vuitton presents “Les Rendez-Vous du Temps” – Episode 10 – Casing】
ルイヴィトンの公式サイトはこちら
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
まとめ
いかがでしたか。
「とりあえず、腕には高級腕時計をつけています。」
という選び方ではなく、スーツとの相性を見立てた腕時計をチョイスしてあげてはいかがでしょうか。
「丁寧に腕時計を選ぶこと。」
これは小さな配慮ですが、実は大きな結果を生み出します。
スーツ選びと同様、パートナーに合う腕時計を選ぶのも、起業家妻の守備範囲です。
この機会にぜひ、起業家としてのパートナーの腕に似合う腕時計を一緒にみつけてみてください。