女性に比べて男性は物欲が少ない人が多いなか、あなたがパートナーへプレゼントを考えるとき「何をプレゼントしよう?」と迷うことはありませんか?
男性の場合は、やはり普段の仕事に活かせるものが喜ばれるでしょう。
ビジネスでパーティーに参加することが多かったり、人前に立つことの多かったりするあなたのパートナーには、優秀ビジネスパーソンにとって存在感の大きいアイテムであるビジネスバッグはいかがでしょう。
ビジネスバッグなら買ったまま、しまいっぱなしということにならず、しっかりと使ってもらえるでしょうし、好みに合ったものを選んであげれば喜んでもらえること間違いなしです。
ですが、女性が男性の持つビジネスバッグを選ぶのって、けっこう難しいのです。
配色の強いものはビジネスではもっての外ですし、だからといって黒や紺一色というのも、他の多数ビジネスパーソンと同じようで物足りない感じもします。
機能面も優れているに越したことはないけれど、機能面に重視するとデザイン性はガタ落ちしているビジネスバッグは少なくありません。
では女性が男性に向けてバッグを選ぶとき、どんな点を重点的にみればよいのでしょう。
私たち女性はバッグを買うとき、デザインを重視したり、評判や自分の五感、イメージで選んだりしがちですよね。
でも、男性は違うのです。
男性は、そのバッグの歴史を知ってブランドを信頼し、自身でビジネスバッグを使うシーンを思い浮かべ、機能を重視して選ぶようです。
男女で物を選ぶ視点が違うのです。
私たちは、昼間、パートナーがどんな移動量で、どれくらいの荷物をデフォルトとしているのか、ビジネスシーンは想像つきにくいです。
ならば、具体的なビジネスバッグを提案するのではなく、男性が憧れるビジネスバッグのブランドを下調べしておいて、あなたとパートナーで一緒に検討するというのもアリですよね。
中途ハンパに購入するのではなく、パートナーに満足してもらえるビジネスバッグを選ぶための助言をするのも、プレゼントの一貫として喜ばれるのではないでしょうか。
そこで、ここでは男性に人気のあるバッグを専門としているブランド、もしくは、世界最高峰と呼ばれているメンズバッグを展開しているブランドをピックアップしました。
Camille Fournet(カミーユ・フォルネ)
カミーユ・フォルネは、パリで1945年に創業されました。
創業者であるカミーユ・フォルネは馬具職人だったことから、革製造から始まります。
高級時計のベルトも手がけ、「時計ベルト界のロールスロイス」とも呼ばれ、最高級ブランドのエルメスに並ぶとも言われています。
カミーユ・フォルネは、現在でも手作業で製造しています。
150人以上の職人によって創業者の精神を引き継ぎ、細かい工程やこだわりは健在です。
【Camille Fournet Travail d’Atelier】
カミーユ・フォルネの公式サイトはこちら
http://www.cfjapon.co.jp/
http://www.cfjapon.co.jp/
J.M WESTON(ジェイエムウエストン)
【J.M. Weston: The “Savoir-faire”】
ジェイエムウエストンは、1891年にフランスにて創業。
オシャレな高級紳士靴のブランドとしても有名ですが、メンズ用バッグも機能的でスタイリッシュです。
耐久性に優れていることで知られるジェイエムウエストンの靴ですが、この耐久性の優秀さは、メンズビジネスバッグにもきちんと反映されています。
ジェイエムウエストンの魅力は、革にあります。
靴を履き慣らして自分の足に合わせていくように、ジェイエムウエストンのバッグを持つことで、バッグが自分の手に馴染んでくるのです。
レザーを楽しみながら実用していける、まさにそんなブランドなのです。
ジェイエムウエストンの公式サイトはこちら
http://www.jmweston.fr/jp/
http://www.jmweston.fr/jp/
Berluti(ベルルッティ)
ベルルッティは、イタリア生まれの靴職人アレッサンドロ・ベルルっていぃ氏によってフランスで設立された、高級紳士ブランドです。
ヴェネチアンレザーという革に多色を重ねてづけしていく染色法で、艶やかさを出しています。
風格ある外見や持った感じの威厳は、仕事に対する意欲もわき立てるとされ、多くのエリートビジネスマンや、起業家たちの間でも人気のブランドです。
【ベルルッティブランドの唯一無二の皮革 (2/3)】
ベルルッティの公式サイトはこちら
http://www.berluti.com/ja
http://www.berluti.com/ja
LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)
言わずと知れたルイ・ヴィトン。
高級感溢れるデザインとロゴの圧倒的存在感は、誰もが憧れています。
創業者のルイ・ヴィトンは、1854年に世界ではじめて旅行鞄のアトリエを設立された話は有名ですね。
コピー商品の対策として、世界初のモノグラム柄を製品に採用したのもルイ・ヴィトンでした。
ルイ・ヴィトンのバッグは、耐久性が抜群。
何年、何十年と愛用していけるだけの体力は十分備えられています。
ネームバリューだけでなく、実用面でも王様的存在のルイ・ヴィトンは、重要なビジネスアイテムであるバッグでも、ひとつは持っておきたいブランドでもあります。
【Louis Vuitton Savoir-Faire | Leather Goods】
ルイ・ヴィトンの公式サイトはこちら
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
エレガントなビジネスバッグを求めているのであれば、真っ先に思い浮かぶのがボッテガ・ヴェネタだという人も多いでしょう。
今風なスタイルとクラシカルが融合されたデザインは、数ある高級ブランドバッグの中でも、ひときわ目を引きます。
バッグによっては、ヨーロッパ店舗でも売り切れてしまって在庫がない場合も多く、手に入りにくいことでも有名です。
ハイクラスの大人の男性が、ボッテガ・ヴェネタを愛用している姿をよく目にします。
例えば、イチロー選手はボッテガ・ヴェネタのファンとして有名な話ですが、トートバッグを愛用しています。
バッグに限らず、革製品やシューズ等もよく購入されているそうです。
サッカー界でも、中田英寿さん、キングカズの三浦和良さんもよくバッグを買い求めているそうです。
有名人は、バッグの機能性はもちろん、自身のコーデとの相性やデザインも重視して求めます。
著名人からも多く愛されているこのブランドは、ビジネスシーンでもパートナーをより光らせてくれるでしょう。
【LA SCUOLA DEI MAESTRI PELLETTIERI DI BOTTEGA VENETA】
ボッテガ・ヴェネタの公式サイトはこちら
http://www.bottegaveneta.com/jp
http://www.bottegaveneta.com/jp
THOM BROWNE(トム・ブラウン)
トム・ブラウンの誕生は、2001年でした。
デザイナーであるトム・ブラウンが自身のブランドとして立ち上げました。
トム・ブラウンは、1950年〜1960年代のファッションからヒントを得て新しいデザインを生んでいます。
そう、アメリカの黄金時代ですね。
スリムなデザインが主流な中、トム・ブラウンはアメトラ(アメリカン・トラディショナル)を意識したデザインを提供しています。
カジュアルとまではいかないけれど、現代的なスタイリッシュさが魅力のブランドです。
【 A DAY IN HONG KONG WITH THOM BROWNE】
トム・ブラウンの公式サイトはこちら
https://www.thombrowne.com/
https://www.thombrowne.com/
DUNHILL(ダンヒル)
イギリス発の高級ブランド、ダンヒル。
日本国内でも、ダンディな男性の象徴ともいえるブランドですね。
ヨーロッパでは、年齢問わず人気のブランドですが、日本では少し年齢層が高い上流階級的なイメージがあります。
ダンヒルのバッグの品質はとても高く、きちんと感をしっかりとアピールし、上品な大人の男を演出します。
遊びの少ないオーソドックスなスタイルですが、堅実なイメージだけでなく知的で渋い印象も与えてくれます。
機能面も優秀です。
ショルダーストラップがあったり、内ポケットが多くついていたり、ジップーがスムーズであったりと、クラシカルでカチッとした形ですが、その使い心地は扱いやすく、外を飛び回るビジネスマンには大変重宝するでしょう。
【The Tradition Double Document Case by Alfred Dunhill】
ダンヒルの公式サイトはこちら
https://www.dunhill.com/jp
https://www.dunhill.com/jp
TOD’S (トッズ)
イタリア発のレザーグッズブランド。
世界有数のセレブたちにも愛されている人気ブランドです。
日本でも、LEON、SPUR、VOGUEなどの雑誌に特集が組まれるほどで、人気モデル商品は世界完売になるほどです。
デキる男ふさわしい機能バツグンのトッズのバッグは、上質感であふれています。
【Tod’s Double Stripe】
トッズの公式サイトはこちら
http://www.tods.com/ja_jp/
http://www.tods.com/ja_jp/
SERAPIAN(セラピアン)
1923年創業のイタリアの名門老舗ブランドのセラピアン。
フランク・シナトラがミラノのセラピアンでバッグをオーダーした話は、ファンの間でも有名です。
イングリッド・バーグマンや、ベティ・デイヴィスなどの大物女優も愛用していました。
また、映画『おしゃれ泥棒』でも、オードリヘプバーン演じるニコル・ボネが使っているバッグとしても登場しています。
セラピアンのバッグへのこだわりは、細部でも光ります。
小物を入れすぎても、外見が崩れない優れもので、常にスマートな表情を保っています。
また、開口部の開き具合や開きやすさは、高い技術の職人のなせる技なのです。
バッグ作りへの愛情の深さは、創業者だけでなく、職人の指先にまで行き届いているのです。
【SERAPIAN advertising campaign SS16】
セラピアンの公式サイトはこちら
http://serapian.com/
http://serapian.com/
Bally(バリー)
1851年、スイスのチューリッヒでカール・フランツ・バリーによって創業された老舗ブランドです。
1870年代には工場を設立し、全面機械化し規模を拡大、アメリカやイギリスの技術を取り入れて効率化を確立し成功します。
クラシカルながらも、随所にバリー特有のエレガンスさが組み込まれたデザインが特徴。
世界の王族を始め、著名人やセレブに愛用されているブランドです。
【Autumn Winter 2014 Men’s Collection】
バリーの公式サイトはこちら
https://www.ballyofswitzerland.com/en/home
https://www.ballyofswitzerland.com/en/home
Felisi(フェリージ)
イタリアで生まれた革製品ブランドです。
日本のメンズ雑誌でも取り上げられる回数も多いです。
『LEON』や『STYLE MANUAL』『MEN’S EX』『CLUÉL homme』『CLUÉL』など、特集も組まれるほどの人気です。
【Felisi bags and belts】
フェリージの公式サイトはこちら
http://www.felisi.net/
http://www.felisi.net/
土屋鞄製作所
土屋鞄は、男性だけでなく革好きな女性にも大変人気のあるブランドです。
国内ブランドなので、店頭で手にとって確かめてから購入することもできるという安心もあります。
土屋鞄の人気の秘密は、圧倒的リピーターの多さと、一度土屋鞄の製品を購入するとリピーターになってしまうことです。
製品カタログは、商品の案内というより、むしろちょっとした読み物的なオシャレな冊子になっています。
カタログの内容も、それぞれの商品にストーリーが込められていて、特に女性は物語のある商品に魅力を感じるので、一気に引き込まれてしまいます。
もちろん、製品もしっかりとした作りのものばかり。
経年劣化を楽しみながら、時間の経過を視覚化できます。
奥さんや両親からビジネスバッグをもらう、という人も多く、何かの記念と合わせてビジネスバッグを贈ると喜ばれることでしょう。
もし、パートナーへ贈るビジネスバッグで迷ったときは、日本人の感覚で、日本人に使いやすいように作られた土屋鞄のビジネスバッグをチョイスすれば、間違いはないでしょう。
【tsuchiya-kaban(polish edge)】
土屋鞄製作所の公式サイトはこちら
http://www.tsuchiya-kaban.jp/
http://www.tsuchiya-kaban.jp/
Cocomeister(ココマイスター)
日本で一番有名な革ブランドと言っても過言ではないでしょう。
イギリスの最高級皮革であるブライドルレザーを、贅沢に使用したビジネスバッグは、とても頑丈な仕上がりです。
ブライドルは元々、バグに使用されていたもので1000年以上の歴史があります。
クラシカルでオシャレなデザインも存在感たっぷりです。
ビジネスの相棒として申し分のないバッグです。
【ブライドル・ダレスバッグ(ロイヤルブラウン) - ココマイスター】
ココマイスターの公式サイトはこちら
http://cocomeister.jp/store/default.aspx
http://cocomeister.jp/store/default.aspx
まとめ
いかがでしたか?
世界最高峰のバッグから、日本国内のおすすめバッグブランドまで、どれを選んでもハズレなしの選択ができると思います。
ただ、ブランドによって、重さや手に持ったときの感触が違ってくるので、実際に手にとられるとよいでしょう。
もしブランドが気に入っても、国内に気に入った形のビジネスバッグの在庫がなければ取り寄せてもらえることもあるので、お問い合わせをしてみることをおすすめします。
高級ブランド店へ、パートナーの一生もののビジネスバッグを選びに一緒に行ってみませんか。
その日一日を、ちょっとしたデート気分で楽しむことができそうですね。
ビジネスバッグを検討する際には、ぜひ参考にしてみてください。